🔸参加者募集中 対象:パラスポーツ写真家・カメラマン/記者など。

企画背景と概要

2024年東京2020パラリンピックから3年。

東京パラリンピックを経て、障害の有無によらず、スポーツは同じスポーツということ、障害は社会の側の問題であることがやっと浸透しはじめたのがいまの日本ではないでしょうか。私たちの中に、パラスポーツはどれだけ残っているでしょうか。

「パラスポーツ写真交流」は、写真でパラスポーツを楽しむためのパラフォトの取り組みです。2018年に始まり、2020年2月に「指と目でみるパラスポーツ写真交流」として3回目が開催され、今回が4回目。東京2020パラリンピック後は初めての試みになります。

NPOメディア「PARAHOTO」ではパラスポーツのファンとして約20年以上、夏・冬のパラリンピック、国内外のパラスポーツを伝えてきましたが、あらためて、視覚に障害のある人とパラスポーツを写真で楽しむことを考えています。

障害者のスポーツを取材している取材者が、国際大会を取材・撮影することで現地に学び、クリエーターとして何をしなくてはならないのかを考え、取材者自身がより深く知り、広く知らせるための学びと交流です。パラスポーツを知り知らせる写真家、記者など障害の有無によらずご参加ください。

視覚以外でのアプローチの一つとして、「触る写真」を作るプロセスを準備しています。これは、「視覚障害の人と楽しむ写真教室」の活動を続ける写真家・尾崎大輔さんのご指導・ご協力で立体写真の表現を試みます。

その他、撮影者の記憶や写真にまつわるエピソード、音などを用いて視覚情報のみによらない発信を試みます。

前回までは、これまでに撮影したパラスポーツ写真の中からセレクトした写真をもとにしましたが、加えて今回は、撮影の前に、写真交流を目標とした撮影を検討します。

作品の発表は、リアル会場での展示のほか、各地でのパラスポーツ写真を通じた視覚障害者との写真交流の題材として、「音の写真」としてラジオ企画等に提供できたらと考えています。

参加費:あり(実費負担など参加者により異なります)

<予定>

撮影・製作期間 2024年10月末まで

製作方法

1.取材対象・取材機会の検討

2.撮影・制作・展示方法の企画検討

3.取材・撮影・写真セレクト

4.作品データ加工(触写真製作、執筆、作曲、映像制作等)

5.展示